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April 25, 2005

『岩波 日本美術の流れ』

『岩波 日本美術の流れ』のシリーズのうち、千野香織『10-13世紀の美術 ―王朝美の世界』を読んでます。良い本です。読みやすいし、よく参照される主要な作品については丁寧な解説があるし、小さめではあるけれど一応一通り図版がついてるし。分量も手頃だし。最低限の背景知識についても説明があるのもありがたいです。だから他の巻も欲しいのだけど、どうも一部は入手困難っぽい。出たの10年ちょっと前なんですが。ああぁ。でも中古とかでも探して買おうかな。安いし。

しかしこの著者の文章が読みやすいからって他の巻も全部読みやすいとは限らないからなー。立ち読みしてから買いたい…。

投稿者 ryoji : April 25, 2005 12:57 AM

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コメント

日本美術は改めて学ぼうとすると.いい本が少ないのでこれからも紹介期待しています.あと,以前のアート・ドキュメンテーション研究会の事例報告"とにかくやってみる"という発言よかったです.現場はどこもそうなんですよね.しみじみ.

投稿者 クスミトモコ : May 2, 2005 02:54 AM

クスミさんこんにちは。そうなんですよね、本そのものは結構あるんですが、欲しくなるようなのがあまりないなぁと。でもこのシリーズは分量的なバランスが自分にあってたようで、入手できたものから読んでます。一通り読んだら、もうちょっと各論の本に入ろうかな、というところです。
あと「とにかくやってみる」ですが、これは自分がモノ作りの勉強から入ったせい、というのが多分にあるような気がします。実際手にとってみるまでは、何もわかりゃしないよね、という。

投稿者 ryoji : May 4, 2005 12:59 AM