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July 29, 2006
現実のモノとセマンティック・ウェブ - 博物館資料の RDF
あいさつだけと言った舌の根も乾かぬうちにアレですが、ちょっとしたメモ - RDFとは何かに、
RDFはメタデータだけを扱うのではなくて、むしろ知識や世の中に存在するものごととその関係を記述するというのは、重要なポイントだ。
そう、それですよそれ! 実際に存在するものを、非中央集中的に…それは今の美術情報の目標にぴったりなのです。というわけで、東京国立博物館ではミュージアム資料情報 RDF ボキャブラリとミュージアム資料情報構造化モデルの RDF 表現を検討しておるのです。まだ最初の案の段階で、先日の研究会で早速いくつかご指摘というか突っ込みがあったので (rdfs:label をそういう風に使うのはどうなのか? とか)、まだまだこれから洗練する必要があるですが。
でもでも、博物館資料を RDF で出せれば、
元々は異なる目的のために異なる人々によって記述された知識・情報であっても、組み合わせて再利用することができるのだ。
博物館以外のコミュニティというか知識空間でも、すごい使いでがあるはずなんです! エキサイティングじゃないですか? だからセマンティック・ウェブなんて夢見すぎとか言わないでください(笑)。
投稿者 ryoji : July 29, 2006 12:00 AM
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