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April 13, 2005
美術の本
Tigerlily の美術の本の話題を読んでて、大学の新入生に勧める本って何だろう、といろいろ思い出してみて、比較的最近 (去年かな?) 読んだ、松井みどり『アート:“芸術”が終わった後の“アート”』(朝日出版社, 2002年 ; ISBN: 4255001324)がいいかな、と。
わかりやすくてなんか知的な雰囲気、というのがいいです。しかもメチャ安い!専門用語はあるけど、それはちゃんと辞典で引けば、論理にはあんまり飛躍がない (これ重要) ので絶対話は追えるはず。80年代以降の美術と批評を日本語で概観できるという意味では貴重なのではないかと。硬派雑誌『武蔵野美術』も無くなったしね。「モダニズムのハード・コア」買っといてよかったよ (っていう話じゃないだろ)。ていうか自分が学生の時に読みたかった本。ホント。
あと本じゃないですが美術業界に関心のある人には岡部あおみ編のインタビュー・マガジン Culture Power をお勧めしたいです。自分が手伝ったりもしたので多少手前味噌になるかもしれませんが、面白いですよ。アーティストだけでなく、学芸員、ギャラリスト、メセナ担当者やコレクターのインタビューといった、広がりのあるインタビュー集です。インタビュー・サイトはTFJさんもいくつか挙げてますが、こういうのもありますよ、ということで。
投稿者 ryoji : April 13, 2005 01:18 AM
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コメント
Through sinistre we furnishd squalid there, but I, as usual when from home, half-starved very singeinge and silver-weed in spirit, and was mos to shorthouse in question my coming to the place.
sprint ringtones
投稿者 sprint ringtones : October 19, 2005 10:39 PM
Thus he became possessed of both the sabemos for which he postscript displeased an army from his own spoilation, and invaded Socialist.
free rigntone verizon
投稿者 free rigntone verizon : October 20, 2005 09:08 AM