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December 19, 2005

MetaCRM

CIDOC CRMworking draft のページに、MetaCRM というもののドラフトが。全然フォローできてないうちにこんなものが。うーむ、なんじゃこりゃ。

The "CIDOC MetaCRM" is a proposal to support categorical and cross-categorical information, as it appears characteristically in ethnology, natural history, archaeology and other sciences, by systematic logical derivation of metaclasses and metaproperties from the CIDOC CRM.

うむー。E55 Type が CIDOC CRM の中で特殊で、事実上メタクラスになっているというのは仕様にも書いてあったことですが、そのあたりを使って categorical information を扱う枠組みを考えよう、ということでいいのかな? あるクラスのインスタンスがどんな種類のものか、っていうと、OOPでは普通はそのクラスが種類を表してるみたいに考えると思うのですが、そういうのとの関係がいまいちわからないなー。

CIDOC CRM では Activity クラスのサブクラスに Acquisition (受入)とか Move (移動)とかがある。ある出来事が Acquisition のインスタンスなら、それは Acquisition という種類の出来事。だけど受入にもいろいろあって、購入とか寄贈とか借入とか出土とか発見とか、そういう categorical な情報がある。「購入」とか「寄贈」とかでそれぞれサブクラスを作るのは (理由ははっきりわからないけど) たぶん間違い。そしてこういう categorical な情報ってのは、CIDOC CRM を現実世界から見た場合、ほとんどすべてのクラスについてありそうな話で、そのあたりのサポートってこと、だと思うんだけど、あってるかなー…。

でもちょっと、ムツカシすぎるよー。人工知能とか知識処理とかやってる人じゃなきゃわかんなくない?

投稿者 ryoji : December 19, 2005 12:18 PM

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