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December 07, 2005

研究方法論の抽象化

メモ。美術史であれ、美術批評であれ、というか美術に限らず、ある領域の研究には複数の方法論が歴史的に展開されてきてるのが普通なんだと思うのだけれど、そういう様々な方法論について横断的に分析した研究を探してちょっと勉強してみたい。横断的というより、抽象化かな。いろんな方法論を抽象化すると共通の枠組みが出てきたりするものなのかなぁ、とふと思った。そうすると、いろいろな方法論に共通する基盤とか、要素的な技法とかが見えたりしないのかな。うーんと、コンポーネントとかフレームワークとかデザイン・パターンみたいな? 個々の要素というのではなくて、構造として見えないとあんま意味ない気がするけど。

何言ってるのか自分でもよくわからないですが…。でもきっと何かあるよね。誰かやってるハズ。でもどうやって探そうかな。

投稿者 ryoji : December 7, 2005 01:11 AM

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コメント

絵コンテを外部設計と言い張るのに近いね。ナレーション原稿執筆は、コーディングと。ISO9001で苦労してるところです。

投稿者 ishikawa : December 7, 2005 06:51 PM

お疲れ様です。いや、えーと、そういうアナロジーがしたいわけではなくて、個々の研究手法とか方法論からある程度独立した枠組みや要素を知りたいな、と思って。
研究のやりかたっていろいろなんでしょうけど、アイデアとか知識の発見にいたるプロセスの中で、実は結構似たような作業をみんなやってたりするんじゃないかなー、みたいな。たとえば、どんな先生でも美術史の授業では必ずスライド使いますよね。2枚映して比較したりとかして。それってその先生の立場とか考え方とかからはある程度独立した、共通のツールといえるんじゃないかなと。
画像の比較とか文献収集のプロセスとかフィールドワークとかいう要素的なものと、それぞれの要素の組み合わせ具合がどうなってるのか、みたいな話はたぶん誰かがまとめてるだろうと思って。美術史学の本とかだと考え方の変遷はわかっても、なかなか具体的にどんな作業してるのかわかりづらいです。教育関係で調べればいいのかなー。

投稿者 ryoji : December 8, 2005 10:19 AM