博物館資料情報のための CIDOC ガイドライン: 参照情報グループ


このページは 国際博物館会議 (ICOM) のドキュメンテーション委員会 (CIDOC) が開発した 「博物館資料情報のための国際ガイドライン: CIDOC 情報カテゴリ」 の一部です。 これは博物館コレクションに関する記録を展開する際に利用できる 情報カテゴリについての説明です。 「ガイドライン」における情報グループと情報カテゴリの概要については、 紹介リストをご覧下さい。


参照情報グループ (Reference Information Group)

目的:

この情報はアカウンタビリティ、アクセスおよび歴史的記録を支援します。 また、例えば参照が法的権利を支持する文書とされる場合のように、 資料の所有権を証明するときにも重要になるでしょう。

情報カテゴリ (Information categories):

参照 (Reference)
参照タイプ (Reference type)

例:

別の場所にあるファイルの中への参照 (For a reference to a file held elsewhere):
参照: 1991.234
参照タイプ: 保存ファイル (conservation file)

別の資料への参照 (For a reference to another object):
参照: 1981.234
参照タイプ: 資料 (object)

出版物への参照 (For a reference to a publication):
参照: Smith, K., Studies in Palaeontology, 1978
参照タイプ: 出版物 (publication)

備考:


参照 (Reference)

定義:

資料のドキュメンテーションに関連する、資料に関する付加的な ドキュメンテーションまたはコレクション内の他の資料のコードまたは番号。

例:

1983.34

備考:

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参照タイプ (Reference type)

定義:

記録された参照のタイプの説明。

例:

資料 (object)
取得ファイル (acquisition file)
参考文献 (bibliographic)

Notes:

参照の先頭へ


情報グループと情報カテゴリの概要、 または「ガイドライン」の次のセクション 複製 へ移動


file: guideref.htm; author: CIDOC; updated June 1995