VORT 入門
<- オブジェクトを組み合わせる | オブジェクトの属性 ->

移動と変形

オブジェクトを移動・変形させるには、translate、rotate、scale および transform を使う。名前をつけたオブジェクトに対して適用してもよいし、 オブジェクトの定義自体の中に書いてもよい。

translate

b1{
        translate (1.0, 0.0, -1.0)
}
は b1 を x 軸に 1.0、z 軸に -1.0 移動させる。

rotate

rotate (90.0, x)
は x 軸を中心に 90.0 度回転させる。

回転する方向について
VORT の空間は「右手座標系」と呼ばれるもの。座標の正の方向に右手の親指を 向けた時、他の指が自然に曲る方向が、回転の正の向きになる。


scale

scale (2.0, 2.0, 2.0)
は全ての方向を 2 倍の大きさにする。

transform

sphere {
	colour 1.0, 1.0, 1.0
	center (0, 0, 0)
	radius 1.0

	transform {
		1, 1, 0,
		0, 1, 0,
		1, 0, 1,
		0, 0, 0
	}
}
transform は変形行列を指定することで、複雑な変形を一度に行う。書式は、
transform {
        R11, R12, R13,
        R21, R22, R23,
        R31, R32, R33,
        TX, TY, TZ
}
で、元のオブジェクトの点P (px, py, pz) は、次の式によって 点 Q (qx,qy, qz) に変換される。
qx = R11 * px + R21 * py + R31 * pz + TX
qy = R12 * px + R22 * py + R32 * pz + TY
qz = R13 * px + R23 * py + R33 * pz + TZ

VORT 入門
<- オブジェクトを組み合わせる | オブジェクトの属性 ->