« 香川・直島めぐり | メイン | ベネッセハウス »

September 15, 2008

金刀比羅宮と丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

金刀比羅宮は琴平駅から歩いて向いました。下からでも山の中腹に旭社と本宮の屋根が見えて、結構上のほうだなーと思いながら登っていったのですが、実際歩いてみると遠いのなんの…。天気もよかったので、汗だくになって登りました。本宮まで登ると、とても眺めのいい開けた場所になっていて気持ちいいです。神社にドンヨリ系とサワヤカ系があるとすれば(謎)、こんぴらさんはサワヤカ系の典型だと思います。金色のお守りがズラっと並んでたりするのもきれいだし。あと、ここは海の神社でもあるんですね。船や漁師の関係の絵馬なんかが沢山ありました。面白い。あと何故か聞き覚えのある「シュラシュシュシュ♪」ってここの民謡だったんですね。

帰りは、資生堂パーラーで一休みしてから下りました。普通なら目当てのはずの書院の円山応挙も高橋由一も今は作品がないので見られませんでした。別の機会があればまた是非来たいと思います。


次に行ったのは丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。谷口吉生の設計であることでも有名な美術館で期待していったんですが、最初におどろいたのは駅のすぐ前にあったこと。ほんとに駅を出たらすぐにあるんですよ!そこがまず何よりも素晴らしいと思いました。いやあ、美術館はこういう場所になくちゃいけません。街から離れた場所の美術館って、それが良い場合もあると思いますけど、日本でももっと街のど真ん中に美術館があるべきだと思います。

建物の空間は、明るくてひろびろとした開放感のあるもので、自由な雰囲気の猪熊の絵とよく調和しています。ほんと、こういう美術館が近所にあるなんて、丸亀の人たちがうらやましいです…。

企画展はピピロッティ・リスト (Pipilotti Rist) 「ゆうゆう」。なんか JR と協力して「JR四国の6000系電車車内に、ピピロッティ・リストがいたずらをしかけました!」とのことなのですが、時間が合わず、残念ながら見られませんでした。電車にしかけ、というと昔ジェニー・ホルツァーが水戸芸でやったときにスーパーひたちにメッセージを出してたのを思いだしましたが、ピピロッティ・リストはどんなことをしたのか、非常に気になったのですが…。

投稿者 ryoji : September 15, 2008 10:26 PM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ryoji.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/351