博物館資料情報のための CIDOC ガイドライン: 資料採集情報グループ


このページは 国際博物館会議 (ICOM) のドキュメンテーション委員会 (CIDOC) が開発した 「博物館資料情報のための国際ガイドライン: CIDOC 情報カテゴリ」 の一部です。 これは博物館コレクションに関する記録を展開する際に利用できる 情報カテゴリについての説明です。 「ガイドライン」における情報グループと情報カテゴリの概要については、 紹介リストをご覧下さい。


資料採集情報グループ (Object Collection Information Group)

目的:

出所情報はセキュリティ、アカウンタビリティ、アクセスおよび歴史的記録を 支援します。これは資料履歴・記述の領域と同様に、コレクション・マネージメント の領域に適用できます。それは自然科学の標本の採集または発見、および 考古学的・民俗誌学的資料のドキュメンテーションを支援し、 またすべてのタイプのコレクションの領域のために記録することができます。

情報カテゴリ:

採集場所 (Collection place)
採集日付 (Collection date)
採集者 (Collector)
採集方法 (Collection method)

例:

採集場所: ネブラスカ
採集日付: 1992-03-01
採集者: Smith, C.S.
採集方法: 発掘

備考:


採集場所 (Collection place)

別名:

発掘場所 (Excavation place)

定義:

資料・標本の発掘・採集に関連する場所の名前。

例:

Karystos/Evia/Greece/Europe
Spurn Point/North Humberside/England/Europe

備考:

資料採集の先頭へ


採集日付 (Collection date)

定義:

資料・標本の発掘・採集に関連する場所の日付、または日付の期間。

例:

c.1883
1956-01-21

備考:

資料採集の先頭へ


採集者 (Collector)

別名:

発掘者 (Excavator)

定義:

資料・標本の発掘・採集に関連する個人、グループまたは組織。

例:

イロクォイ人 (Iroquois)
ヒールズ社 (Heals Ltd)
Jones, I

備考:

資料採集の先頭へ


採集方法 (Collection method)

定義:

資料・標本が採集された方法。

例:

発掘 (excavated)
発見 (found)
捕獲 (trapped)

備考:

資料採集の先頭へ


情報グループと情報カテゴリの概要、 または「ガイドライン」の次のセクション 受入 へ移動


file: guidecol.htm; author: CIDOC; updated June 1995